講座/Photoshopのシェイプ等(ほぼ)ベクターで魔法陣作成2/3

前回【講座/Photoshopのシェイプ等(ほぼ)ベクターで魔法陣作成1/3】の続き。
前回は全2回のつもりで1/2としていましたが、思いの外ボリュームが有り3回になります。失礼しました。

使用文字フォントについて
この魔方陣では小塚明朝を使用していますが、これはAdobeから正規に入手(ソフトのバンドル等)したものであれば、編集可能のフォント埋め込みが許可されているフォントです。

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パスに沿わせてテキストを入れていきます。
1月(英語の略称付き)から12月まで1周するデザインにします。
5-1.
まずは沿わせたいパスを用意しますが、すでに幾つか正円のシェイプがあるのでそれを利用します。
中心から2番めのリングの外側のパスを利用することにします。
d017_0
▲このリングのこのパス。

上記のリングのレイヤーを選択し、文字ツールd016_icon3(T)を選び、オプションバーで「テキストの中央揃え」にしてから、そのパスの任意の場所にカーソルを持っていき下図のようにカーソルが変化したらクリックし文字「1」を入力します。
小塚明朝だとリングにくっついてしまいますがそれは次で調整します。配置も後で移動しますので今は適当な場所でOKです。
d017_1
▲パスに沿わす時の文字ツールのカーソル。円形に限らず沿わせられます。

d017_2
▲文字ツールのオプションバーの「テキストの中央揃え」にして「1」を入力。

5-2.
リングに近すぎる文字を、文字パネル(無ければウィンドウ>文字で表示)の「ベースラインシフトを設定」を調整して離します。
デフォルトは0pxですが、プラスの値を入れて上に移動させます(マイナスなら下)
※ちなみに文字パネル内に「太字」ボタンがありますが、これを利用すると次回触れる文字を「シェイプに変換」が不可になるので今回は使いません。
 太い文字が欲しい時は素の状態で太いデザインのフォントを選びます。シェイプに変換しないなら使っても問題ありません。
d017_3
▲文字パネルの「ベースラインシフトを設定」を利用し「1」をリングから離しました。

5-3.
「1」を最上部センターに移動するため、パスコンポーネント選択ツールd016_icon2(A)で「1」を選びドラッグで最上部に持っていきます。この時グリッドをリングのセンターになるようにしておけば水平垂直(結果90°単位)にはスナップします。
d017_4
▲「1」を最上部センターへ。

6

「1」を元に残りの「2」から「12」までを作っていき、
それをリングに沿って配置します。
6-1.
「1」のレイヤーを11個複製し、それぞれテキストを書きかえて「12」までの12個のレイヤーにします。
d017_5
▲12個のレイヤー。

6-2.
まず1つ、「2」をリングに沿って移動させていきます。
パスコンポーネント選択ツールd016_icon2(A)に切り替え、まず対象のレイヤーを選択し、続いてパスパネル(無ければウィンドウ>パスで表示)でパスを選択、
その状態でCtrl+T(自由変形)のオプションバーの「回転」に「30」(時計回りに30°)と入力しEnterキーで変形を確定します(Shift+ドラッグで15°刻みになるでそれを利用してもOK)※12個で1周(360°)するので、360/12=30。
ここでパスコンポーネント選択ツールやパスを選択しないと、自由変形のセンターとリングのセンターがズレてしまいリングに沿った回転が出来ません。
d017_6
▲パスを選択し、自由変形のオプションバーの「回転」(見やすいように他の数字のレイヤーは非表示にしています)

残り数字もそれぞれの回転数、「3」は60°「4」は90°…と30°ずつ回転角度を増やしていきます。
d017_7
▲12個の数字が定位置なりました。

6-3.
同じ要領で、各月の英語の略称を配置していきます。
まず1月の「Jan.」を最上段センターに作成し、15°弱回転させ「1」と「2」の間に置きます。
15°「弱」としたのは「1」の方に寄らせたいためですが、各月の先頭のアルファベットの形によって数字との空き具合が違うので、後から各個調整します。
そして「Jan.」を複製し2月以降を作り、30°回転で数字の間に配置した後、さらに回転や文字パネルの文字間を調節するパラメータでバランスを取ります。
文字間を調節するパラメータには「カーニング」「トラッキング」「ツメ」とありますが、今回はそれっぽくなればどれを利用しても良しとします(機会を持てれば詳しく触れようと思います)
d017_8
▲略称も配置しバランスもとりました。

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パスに沿わせる配置の最後として、
一番内側の目盛り状の飾りを入れていきます。
7-1.
実はこれも単なる文字フォント「■」の繰り返しです。
[5]と同じ要領で今度は一番中心のリングの内側のパスを利用します。
d017_9
▲このパス。

パスに沿わせて「■」を入力、文字パネルの「水平比率」で縦長にし「ベースラインシフトを設定」でリングとの距離を調整し、
それを連続コピー&ペーストで1周させ、同じく文字パネルで文字間を調節します。
図形できっちり作っているわけではないので、バランスが甘い部分もありますが今回の用途ではこれで良しとしています。
d017_a
▲目盛り状の飾りが配置されました。

最後に数字(と略称)の背景部分に模様を入れますが、それは【講座/Photoshopのシェイプ等ベクターで魔法陣作成3/3】に続きます。

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